【パチンコ懐かしい機種】2段階判別方式攻略で大当り確率1/10!?~マスタークライム2~

今回は、「【パチンコ懐かしい機種】2段階判別方式攻略で大当り確率1/10!?~マスタークライム2~」をご紹介させて頂きます。

 

 

過去の回想記を含めて、現在レトロ台ゲームセンターに設置している名機を中心に皆さんにお伝えしていきます。今回は『ゲームセンタータンポポ』からです。

 

 

現在は某公共放送のドキュメント番組で話題になった、東京福生の『ゲームセンタータンポポ』で打つことができます。同機は、『タンポポ』で両隣の超名機なデジパチに挟まれてしまい、稼動が付きにくい状況で埋もれてしまっているのです。でも、味のある隠れた名機なんですよ!

 

 

その魅力を、長年打ち続けてきた筆者(四本コーヒー店.)がご紹介していきます。

 

 

 

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それではどうぞ~

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メジャーな保留連チャンの陰に隠れていた名機!?「マスタークライム2」とは…

今回紹介するのは、現金機デジパチ「マスタークライム2」です。

 

 

この頃のデジパチを打ったことのある皆さんには、同機にピンと来ない人が多いのかもしれないでしょう。筆者にとって、とても忘れられない機種のひとつです。

 

 

以下、機種概要をまとめてみました。

項目 内容
筐体画像
メーカー まさむら遊機(現:オッケー.)
登場時期 1993年5月
仕様 デジパチ(保留玉連チャン機)
項目 項目 数値

スペック

仕様 デジパチ(保留玉連チャン機)
大当たり確率(通常) 1/240
大当たり確率(確変) なし
大当たり出玉 約2,300個
時短 なし
連チャン率 約27%
特徴1 大当り中16ラウンドが保留玉連チャンのカギを握る! 連チャン率27%!?
その1 連チャンセット打法は、秒数をしっかり確認!
その2 連チャンセット打法は、兄弟メーカー機種と同じ仕組みだった!?
特徴2 当時のデジパチでは珍しいゲーム性が!?
その1 ゲーム性で煽って楽しませる、スベる中出目絵柄!
その2 ロングリーチこそ、スーパーリーチだった?
特徴3 同機の魅力はまだまだあった!?
その1 ヘソ入賞率UPのワープルートも画期的だった!
その2 現在の「まわるん電チュー」を搭載?

 

 

 

特徴その1:大当り中16ラウンドが保留玉連チャンのカギを握る! 連チャン率・約27%!?

この時期のデジパチは、いわば国民的家庭用ゲーム機『ファミコン』の各ゲームにあった「裏ワザ」みたいな感覚で、ある一定の条件がセットできたら連チャンに繋がる流れが多かったのです。

 

 

それも各パチンコ関連の攻略雑誌に取り上げられ、攻略法が発覚する度に購入して手順を学び、設置しているパチンコ店で実践したものでした。

 

 

同機は保留玉連チャン機で、当時この攻略法が発覚してから実践し、平均して最大4連強の保留連が多発していました。実践上では約27%の連チャン率となっていて、かなり高めだったのではないでしょうか。

 

 

大当りしたら15ラウンドまで普通に消化しますが、16ラウンドが勝負の分かれ目になっていました。

 

 

 

その1 連チャンセット打法は、秒数をしっかり確認!

その16ラウンドで大当りを消化する時には、2つの条件をクリアしなければ、大当り終了後は普通のデジパチだったのです。

手順 内容

16ラウンド目に、アタッカーVゾーンに球を「4~7個」入れる。

Vゾーンに3個以下や8個以上だとダメ。15ラウンドにパンクしてもダメ。

最後のVゾーン入賞が「19秒以内」にアタッカーが閉まるようにすること。19秒以上だと、V入賞個数メモリーがリセットされてしまうため。

Vゾーン4個入賞時に開放から約11秒経過していれば、Vゾーン7個目入賞で打ち出しを止めて、フルオープンでも条件を満たす場合がある。

 

 

しっかり秒数を確認してから、打ち出しをカウントしないと意味がないのですね。上記の①と②の条件を満たすと、保留玉1個目から3個目で強制的な書き換えが発生します。

 

 

実は、同機の大当りは「2段階判別方式」を採用していたのでした。1次抽選が1/24、2次抽選が1/10だったのです。大当り終了後に上記の連チャンセット打法で成功すれば、この1次抽選をフリーパスして、いきなり2次抽選の1/10をクリアできれば連チャンする仕組みだったのです。

 

 

では、アタッカー付近はパンクやVゾーンに入りづらい足回りだったのでしょうか? いやいや、そんなことは無かったのです。ここは憶測ですが、例の『ダービー物語』(平和)の件と似ていたのかもしれないです。納品時からアタッカー付近の足回りは、打ち手が心配することなく、この攻略法が使えたのです。しかし発覚後、パチンコ店によっては足回りが厳しくなったところもチラホラあったのです。

 

 

 

その2 連チャンセット打法は、兄弟メーカー機種と同じ仕組みだった!?

同機の連チャンセット打法ですが、実は兄弟メーカー(というか親会社?)から発表された『遊ぶんジャー』(京楽産業)とほぼ同じだったのでした。京楽産業初めての液晶デジパチだったのですが、連チャン率は約16%と若干低めでした。発表時期も1993年9月と近く、もしかしたら開発者がほぼ同じだったのではないか、といわれていました。

 

 

 

特徴その2:当時のデジパチでは珍しいゲーム性が!?

その1 ゲーム性で煽って楽しませる、スベる中出目絵柄!

同機の特徴は数々あります。同時期の登場したデジパチよりも、もしかしたら魅力ある視点が多かったかもしれませんね?

 

 

画像からもわかるように、同機は映画『キングコング』をモチーフにして、ニューヨークの高層ビルでドットデジタルが配置され、2体のゴリラがシーソーに乗っているかのような演出です。

 

 

肝になるのが、そのデジタルの動きでした。特に、真ん中の出目(絵柄)に注目です。

停止の順序は上→中→下となります。上出目が停止すると、中出目は通常2コマで停止します。その中出目が演出で、3~6コマぐらいスベって停止します。そこでスベることで、リーチになるか? はたまた1コマズレるか? という焦らした演出を魅せてくれていました。

 

 

同機の情報が無かった時、このスベリ演出ってやはりハマリのサインだろうと思っていたりしました。実際に、同機には『綱取物語』(平和)のように地獄モードなどのモード移行はなかったので、単なるガセ情報だったわけですけれども…。

 

 

 

その2 ロングリーチこそ、スーパーリーチだった?

 

当時デジパチの「スーパーリーチ」初搭載といえば、1990年発表『ニュートランプカード2』(京楽産業)でした。とはいえ「ロングリーチ」がそのように置き換えられていて、現在みたいな複数のリーチがまだ無かった時代でした。

 

 

やはり同機も、同メーカー系列のスーパーリーチ搭載機だったわけですが、ちょっとしたひと工夫でこれまたアツい演出でした。それは、下出目絵柄が揃う直後に過ぎてしまってハズレと思いきや、バックして戻る動きで大当りする演出があったのです。

 

 

攻略雑誌に、このスーパーリーチの信頼度はあまり記載されていなかったと記憶しています。しかし実践上では、約60%ぐらいと体感しています。

 

 

 

特徴その3:同機の魅力はまだまだあった⁉

その1 ヘソ入賞率UPのワープルートも画期的だった!

 

最後に、同機の魅力は2つほど存在していました。

 

それは、ゴリラの役モノの上(ゴリラが戦闘機を持っていた役モノ)で遊技球をキャッチして、ワープに導くゲーム性がありました。これも、この付近に発表していたデジパチではあまり無かったのではないでしょうか。その界隈でワープがあったとすれば、『フィーバークィーンⅡ』(三共)ぐらいでしょう。

 

 

先程も記しましたが、ゴリラの役モノはシーソーのようにゆらゆら上下左右に動いていて、役モノが下に向いていた時に上手く打ち玉が乗っかれば、ワープルートを通じてスタートに入賞します。これで回転率がUPしたわけです。

 

 

 

その2 現在の「まわるん電チュー」を搭載?

 

もうひとつですが、『海物語シリーズ』(三洋物産)の甘海シリーズで搭載されている「まわるん電チュー」があると思います。何と同機は、それに近い電チューを搭載していたのでした。同機は確変機ではないのですが、回転効率と球持ちを上げるためだったのか、そのような電チュー(ミニアタッカー)が存在していました。

 

 

ビルの形をしたメインデジタルの上に2ケタの小デジタルがあり、「77」が出るとヘソ下にあるミニアタッカーが約1秒開放しました。その難点が1秒という短さでしたが、今思えばそれが「まわるん機能」の原点だったのかもしれないのです。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、「【パチンコ懐かしい機種】マスタークライム2」をご紹介させて頂きました。

 

よく考えてみると、これが現在の「京楽産業.グループ」だったなんて思っていもいなかったのではないでしょうか。そこまでメジャーな機種ではなかったのですが、私が打ち始めた頃に同機が登場して、連チャン機の魅力に惹かれて現在までパチンコファンを続けています。まさに、同機がパチンコの面白さを教えてくれたわけで、忘れられない機種です。

 

懐かしい機種を振り返るとまた打ちたくなってきますねw

 

 

ゲームセンターで懐かしいと感じながら打ったら楽しいですよw

 

 

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今回は、「【パチスロ懐かしい機種】あの頃は熱かった!?衝撃的だった4号機~まとめ一覧表~」をご紹介させて頂きます。 本記事は懐かしい4号機のまとめ記事となります。あなたの懐かしい機種を教えて頂ければ記事にさせて頂きます。ぜひあなたのコメントください!

 

 

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

作成者:四本コーヒー店.

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