【パチスロ懐かしい機種】「永久」に続くAT!?衝撃的だった4号機~マネーゲーム~

今回は、【パチスロ懐かしい機種】!?衝撃的だった4号機~マネーゲーム~」をご紹介させて頂きます。

 

 

この台を語るうえで欠かせないのはやっぱりしのけんこと篠崎健二さんだと思います。当時スロマガを読んで物凄く臨場感あふれる記事を書かれておられたのが印象的で「手が震えて目押しが出来ない・・・」の部分は凄く共感した記憶があります。それも交えながら今回は書いて行きます。

 

 

しのけんさんのTwitter

 

 

 

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衝撃的だった4号機パチスロ台「マネーゲーム」

衝撃的だった4号機「マネーゲーム」です。

機種概要をまとめてみました。

項目 内容
筐体画像
メーカー 2001年
登場時期 ボーナス+AT
仕様 バルテック
リール配列
項目 設定 機械割

機械割

設定1 メーカー未発表??
設定2
設定3
設定4
設定5
設定6
●特徴1 四種類の個性的なAT+ボーナス
その1 基本はボーナスとATで出玉を増やすのだが
その2 個性的な4種のAT、TAATは離席厳禁!
●特徴2 演出面は流石はバルテッククオリティ
その1 サウンドはどこかで聞いた覚えがある+なんでこの曲なの??
その2 キャンセル厳禁の対決演出。AT突入契機をキャンセルすることに
●特徴3 「永久」に魅せられた男の名は「しのけん」
その1 引いてみたいと言う気持ちが探求心と原動力だった
その2 自分の力で辿り着くことの大切さ

 

 

特徴その1:四種類の個性的なAT+ボーナス

・基本はボーナスとATで出玉を増やすのだが

今回はまず本機の基本スペック的な物を見てみます

設定値 BIG REG JACハズレ
設定1 1/349 1/661 1/50
設定2 1/330 1/638
設定3 1/313 1/617
設定4 1/298 1/597
設定5 1/284 1/578
設定6 1/237 1/561

 

 

ボーナス確率のみを眺めていると至って普通の台の様に見えるんですけどね。ATのスペックについてはちょっと特殊なんですが、本機は4種類のATを搭載。

名称 純増 特徴
コインアタック 約0.6枚 規定枚数獲得まで継続するAT
タイムアタック 規定時間(180秒、360秒、900秒)まで継続するAT
NEXTBIG 次回BIG成立まで継続するAT
永久 台の電源を落とすまで継続するAT

 

根本的な仕様を書くとこんな感じで、この台は当時主流になりつつあった「ATでガンガン増やす」タイプでは一切なく、ATで繋ぎながらボーナスメインで出玉を増やしていくゲーム性になっているのが分かると思います。

 

 

 

・個性的な4種のAT、TAATは離席厳禁!

永久以外でこの中で特に目を引くのが当時としては非常に珍しい「時間管理型AT」であるタイムアタック(TA)AT。先述の通り「時間内はずっとナビが出る」状態になるのでこれに突入した場合は離席厳禁+フルウェイトで消化する事が最大の攻略ポイントとなります。

 

 

AT役は「金塊・金塊・赤7/青7/BAR/金塊」の4択がパネル右上のランプで表示されるのでこれを右リールに正確に狙う事で12枚を獲得する事が出来ます。

 

 

コインアタック(CA)と共にこの二つは主に「通常時の演出」から突入します(後述)が、下の二つは所謂プレミア的な扱いになり、突入条件のカギを握るのはスペック欄に意味ありげに書かれたJACハズレ。

 

 

REG消化中の8G以内に「JACハズレを2回引き、どちらの色でも構わないので7を二回揃える」といずれかのATに突入すると言う仕組みになっています。

 

 

とまあこんな感じの台なんですけどね、正直言っていいですか?自分もあんまり回したことは無いですしどっちかと言うと見てるだけでお腹いっぱいになると言うか、この台の有識者さんで今回資料提供して下さった方(巣鴨のYさん)ともお話ししたんですけど「こいつね、本当にどうしようもない台なんだからね!」と言わんばかりのクオリティなので、事項以降にその辺をお話して行こうかと。

 

 

 

特徴その2:演出面は流石はバルテッククオリティ

・サウンドはどこかで聞いた覚えがある+なんでこの曲なの??

この項では演出面について思うところを書いて行こうと思うんですが、いい動画があったんでこちらをご覧頂いた方が正直早いと思いますので是非見て頂ければと思います。ずいぶん前にCSのパチテレでやっていた「あの素晴らしい台をもう一度」と言う番組ですねこれ。僕も好きでよく見てました。

 

 

正直文章や画像でどうこう言うよりこれが一番説得力あると思いますので。

しのけん絶賛 永久AT!! マネーゲーム
1.5号機~4号機まで、懐かしのスロットを紹介する番組「あの素晴らしい台をもう一度」今回はしのけんさんが、電源を切るまで継続する「永久AT」搭載の4号機の「マネーゲーム」(2001年 バルテック)を紹介します。しのけんさんは永久ATに突入出来たのか!?当時の時代背景やエピソードを語りながらの実戦は必見です!※昔の...

 

 

当の本人が当時の思い出を少し語りながら打っておられるので、スロゲーセンで打つ際の参考になるかもわかりませんし、しのけんさんも乾いた笑いしか出ないようなシュールな演出群を見て頂けると思います。

 

 

因みにしのけんさんが動画内で言っていた権利関係の話なんですが、マネーゲームの筐体にはちゃんと「JASRAC」マークが刻印されていますので権利関係は問題無いようですw(画像提供・巣鴨のYさん)

この頃よりもうちょっと前のパチスロにおけるサウンドって割と版権無法地帯(?)みたいなところもあって、許可を得てるのかどうかわからない台も沢山あったんですけどね(特にサミーのあの辺の台とかどうだったんだろう?)

 

 

まあなんにせよ、BIG小役ゲーム→料理の鉄人のオープニングが流れ出すし、AT中はMIP。何て言うか、世界観もへったくれもない。通常時の演出を見てもヒゲダンスの音と共にルーレット始動→演出中もヒゲダンス→そもそもの演出がチープすぎて何とも言えない→小役ナビの絵柄が無駄にアクションする「そこ!?」みたいな凝り方・・・・

 

 

なんなんでしょうね?確かに馬鹿馬鹿しくて僕は嫌いじゃないし、パチスロなんてこれぐらい胡散臭いぐらいが丁度いいと思う反面、一般ユーザーにこれが受けると思ったのかどうかは本当に謎ですねw

 

 

 

・キャンセル厳禁の対決演出。AT突入契機をキャンセルすることに

演出関連で一つ大事な注意点がありまして、動画内の解説でもあったんですが「対決演出をキャンセルするとATに絶対入らなくなる」と言う点。これは当時の攻略誌にも早々に記載があった気がします。なんでこんな仕様にしたんだろうとは思うんですが。

 

 

 

特徴その3:「永久」に魅せられた男の名は「しのけん」

 

・引いてみたいと言う気持ちが探求心と原動力になった

冒頭でも書いた通り、僕の中ではマネーゲームと言えばこの人なんです。当時スロマガでも永久ATについて大きく取り上げられたりしてはいたものの、世は爆裂AT黎明期でライバル機種は獣王。当然と言うと語弊があるかもしれませんがマネーゲームの存在感はそこまで大きいものでもなかったように思います。

 

 

しかしながら、しのけんさんの連載である「喰うならやらねば」において、このマネーゲームを追う日々について書かれていたのが自分の中で鮮明に記憶に残っています。事の発端はしのけんさんの友人が夕方ごろに永久にぶち込んだ時の出玉を見て「自分も引いてみたい!」と思ったのがスタートだったと。

 

 

「永久ATに目が行きがちなこの台なんだけど、技術介入性は高めでスペックも悪くないし高設定なら結果も出せる」と言う結論を導き出し、その上でドリーム要素もあるこの台に魅せられたしのけんさんのマネーゲームとの格闘の内容は読みごたえがある内容でした。

 

 

最初はメーカー発表値の「永久」突入率である「JAC7揃い2回成功時の1/100」を鵜吞みにしていたものの、ホールで毎日対峙している中で「明らかにメーカー発表値以上に永久が出ている」事に違和感を覚えデータを採取し、「高設定程条件達成時の突入比率が永久寄りになるのではないか?」と言う仮説にまで辿り着き、以降もマネーゲームの高設定を狙い続ける姿勢は一読者として凄い執念だと思ったものです。(実際この辺の細かい数値は未だに謎なんですが)

 

 

更に言うと「打つのは夕方まで」と言う徹底ぶりも凄まじいなと。「引けばOKと言うわけでもない。永久の魅力をしっかり味わうならある程度の残り時間は欲しいですから」と言う理念のもと、朝から夕方まではマネーゲーム→不発なら夕方からは他機種と言う立ち回りだったと記事がありました。

 

 

そして約二か月の月日が経ち、時満ちる。

 

 

この日、新装開店時はオール456が常の店舗でマネーゲームを確保したしのけんさん(ライバルはほぼ皆無だったらしく、マネーゲームを追ってる人もほぼいなかったらしい)は開始3000円でREGを引く→その2G目に1回目のJACハズレ降臨!慎重に7を狙いそろえる→残りを消化するもその手が震える→残り2Gで再び訪れたJACハズレ予告音!

 

 

ここで事件が起こります。

 

「・・・・手が震える・・・1回目は簡単にこなせたはずの7図柄が狙えない・・・・・」

 

(画像はあきじゅんこさんの漫画「しのけん」第三巻「マネーゲーム~2」より)

 

 

もし自分がこの場面と向き合ったらどうだっただろうかと考えると多分同じ感情になっただろうなとか、色々思うところは多いです。スロプが毎日当たり前の様にやっている7を揃えると言う行動が今この時だけは何があってもミスれない。このプレッシャーが乗るだけで人はやっぱりどうにかなっちゃうもんなんだなとwそれは長年見続けてきたある種レジェンドでも全く同じなんだなと思うと親近感が出たエピソードでもありましたw

 

 

とまあ、遊技開始から僅か10分程度で永久を仕留め、25000枚オーバーを叩き出したしのけんさんのエピソードは当時の僕の中でかなり印象深く残っているんです。

 

 

 

・自分の力で辿り着くことの大切さ

現代において色んな意味の情報と言うのはネットで拾えるのが当たり前で、新機種情報や攻略情報なんかもパパっと調べて他人と差が付かない感じになっちゃってるんですけど、当時はまだまだiモードとかそんな時代だったんじゃなかったでしたっけ?(懐かしいなw)

 

 

攻略雑誌においても人気機種とかは結構大々的に記事になってたりしたんですけど、しのけんさんの「喰うならやらねば」に続く「ねじまきレシピ」と言うコラムにおいては全く違った目線であまり注目されてない様な機種をアプローチしていました。僕的にはこの頃のしのけんさんの記事メチャメチャ覚えてて、ゴシックとかも書かれてた記憶があります。

 

 

情報が回らない=その有益な情報を活用できるのは知っている人だけであると言うのがいかに大事なのかと言う意味でもこのマネーゲームの記事を初め、あの頃の記事は自分の中で大きく印象に残っています。

 

 

まあ今はそんな事まず無いのかもしれませんけど、過去においても攻略やキズネタなんかも含めて「誰もがまさか!?」と思うようなところから発見されたものも数多く存在するのも事実なわけで。

 

 

「現場の挙動を見てメーカー発表値を疑い、自身が立てた仮説を裏付けるために2か月近く結果の大して出ない日々を繰り返し、耐えに耐えて辿り着いたこの日の12時間53分こそ自身のパチスロに関する最高の日であった」としのけんさんはコメントしていました。

 

 

誰もが見向きもしないような部分、台に注目し、不毛かもしれないけど自分の経験と勘を頼りに結果を出せた瞬間に至福の時間が訪れる。

 

 

まあ改めて言いますけど今はそんな事まあないと思うんですけどねwでも「頭でっかちにならず、色んな視点で物事を見るのは大事」と言う事を感じさせられたのがこのマネーゲームとしのけんさんのエピソードでしたと言う事で。

 

 

今回も長々とありがとうございました。皆様がスロゲーセンに足を運ぶきっかけにでもなればこれ幸いでございます。

 

 

(資料提供)

・巣鴨のYさん

あきじゅんこさんの漫画「しのけん」1~3巻

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、【パチスロ懐かしい機種】その名の通り「永久」に続くAT!?衝撃的だった4号機~マネーゲーム~をご紹介させて頂きました。

 

 

どの機種も懐かしいですね。

懐かしい機種を振り返るとまた打ちたくなってきますねw

 

 

ゲームセンターで懐かしいと感じながら打ったら楽しいですよw

 

 

【パチスロ懐かしい機種】あの頃は熱かった!?衝撃的だった4号機~まとめ一覧表~
今回は、「【パチスロ懐かしい機種】あの頃は熱かった!?衝撃的だった4号機~まとめ一覧表~」をご紹介させて頂きます。 本記事は懐かしい4号機のまとめ記事となります。あなたの懐かしい機種を教えて頂ければ記事にさせて頂きます。ぜひあなたのコメントください!

 

 

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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