管理人のbanです。
今回は、【パチスロ懐かしい機種】CT継続G数無限大!?~ウルトラセブンファイナル~をご紹介させて頂きます。
CT機を世に認知させた機種は色々ありますが、後にも先にもこの台にしか搭載されなかったCTシステムがこの台です。夢がありそうなその仕様は反面、最悪な時は恐ろしい結果につながる事もw
それではどうぞ
衝撃的だった4号機パチスロ台「ウルトラセブンファイナル」
衝撃的だった4号機「ウルトラセブンファイナル」です。
機種概要をまとめてみました。
項目 | 内容 | |
筐体画像 | ||
メーカー | サミー工業 | |
登場時期 | 2000年10月 | |
仕様 | B-CT | |
リール配列 | ||
機械割 | 設定 | 機械割 |
設定1 | 94.6% | |
設定2 | 97.3% | |
設定3 | 100.7% | |
設定4 | 104.7% | |
設定5 | 110% | |
設定6 | 119.9% |
特徴1 | 前代未聞のCTスペック・・・なのだけど・・・ |
その1 | 継続G数「無限」の転落式CT継続システム |
その2 | 意図せぬロング継続もあれば当然超ショートも |
特徴2 | リーチ目は分かり易い物から特殊制御までパターンは多い |
その1 | 基本は分かり易い一直線系や右の強力配列で気付く |
その2 | 実は出にくい中の強力配列と成立プレイの特殊制御 |
特徴3 | どこにも設置が無くて購入した台 |
その1 | チープな役物演出と打ち込むと見えてきた事 |
その2 | この辺りを境に消えて行ったCT機 |
特徴その1:前代未聞のCTスペック・・・なのだけど・・・
継続G数「無限」の転落式CT継続システム
CT機の存在感を示したウルトラマン倶楽部3、人気を不動のものにしたアステカ。CT機と言えばまず出てくる台はこの二機種なんじゃないかなと思うんです。
筆者はCT機が大好物でして、クレオパトラとかめっちゃ好きだったんですけど雑誌でこの機種の事を知った時どこかに設置は無いのかと散々探した挙句結局見つけられなかった台の話をしてみようかなと今回は書いて行きます。
CT機なんて言うと今の人には全く馴染みが無いジャンルだと思いますが、簡単に言うと「突入すると目押しを駆使すれば小役が取り放題になる」ゾーンの事。これだけ聞くとひたすらメダルが出まくりそうなイメージなんですけどね。実際は終了条件が存在しまして、以下の状況になるとCTは終了になります。
項目 | CT状態終了条件 |
1 | 機種ごとの規定G数を消化する |
2 | 機種ごとの規定差枚数を獲得する |
3 | BIGボーナスに当選する |
この状況になるとCTはその時点で終了となります。分かり易い例をアステカのCTで書いてみると
項目 | アステカのCT性能 |
1 | 継続G数150Gまで |
2 | 差枚数200枚まで |
G数や獲得枚数は機種によって大きく変わりますが、要するにアステカなら「150G以内で差枚数200枚以内なら目押しすれば小役は何でも取れるよ」と言う状態。これがCTです。
CT中は根本的に「小役の抽選をしていない」ので、そもそも成立と言う概念がありません。揃えば払い出しがあると言う状態なんですね。
例外的にリプレイは通常確率で抽選している且つその時はリプレイが揃います。逆を言えばリプレイは成立していないと目押しで揃える事は出来ません。
で、やっとこ本題なんですけどウルトラセブンファイナルの最大の特徴は「CTのG数に制限が無い」事です。
終了条件が「2段階の転落抽選に当選した場合に終了」となるため、この抽選に当たらなければBIG成立まで延々CT状態が継続すると言う今までにない画期的な台でした。
当然差枚数制限の200枚はあったのですが、超えない限りは本当にずっと続きます。
意図せぬロング継続もあれば当然超ショートも
ウルトラセブンファイナルのCT継続システムを説明すると「突入後は毎G、1/120で転落抽選。当選するとピンチゾーンへ」→「ピンチゾーン移行後は毎G、1/30で転落抽選。当選すると終了G専用BGMに変化+盤面が激しく点滅するのでそのGで終了」となります。
項目 | CT状態終了条件 |
1 | 突入後は毎G、1/120で転落抽選。当選するとピンチゾーンへ |
2 | ピンチゾーン移行後は毎G、1/30で転落抽選 |
3 | 当選すると終了G専用BGMに変化+盤面が激しく点滅するのでそのGで終了 |
G数無制限とは言うものの、パンク抽選に当選すると終わってしまうので恐ろしく短いG数で終わる事もありますし、逆を言えば一向に終わる気配が無い時もありますw
しかしながらCT機の継続G数が不定の台って確かこの台しかなかったと思うんですよね。それぐらい画期的で一度打ってみたかったんですけどね。結局現役時代にホールで見かけたことは無かったんですよね。
特徴その2:リーチ目は分かり易い物から特殊制御までパターンは多い
基本は分かり易い一直線系や右の強力配列で気付く
後述しますが、この台は当時ニコ生で配信している時に知り合った方に「売りに出てるよ!」と教えて頂いたことがきっかけで購入しました。そこから自宅でそれなりに打つ機会を得る事が出来ました。(現在は諸事情で手放しておりますが)
この台はちょっと前(後だったっけかな?)に出た「ゴジラ2」と言う同メーカーのAタイプと同じ「リール下に役物を搭載」している機種で、予告音2種類と共に通常プレイを盛り上げる感じになります。
左リールの下にはエレキング、中リールにはウィンダム、右リールにはセブンの小さな役物がモグラたたきのモグラみたいにピョコン!と飛び出してきます。
たまにバトル演出的な物に発展して、その場合は左のエレキングと右のセブンがバトルを始めます。リールバックライトフラッシュで光線やアイスラッガーを表現しており、最終的にセブンが生き残ればBIG確定。告知ランプが点灯します。
基本的に二種類の予告音と共に役物が出てくる+小役否定でバトルっぽい(大体小役が揃うので)感じで、バトル発展でハズレorチェリーorボーナスっぽいんですけど、他の小役も揃ってたりすることもあった様な・・・うろ覚えで申し訳ない(持ち主だったのにw)。
と言うか、この台はだいぶ出目で気付く割合が多かったイメージで、「予告音=小役?」ぐらいの勢いだったんですよね。詳しい方のページを覗いてみたこともあったんですけど、「強予告音は成立プレイ否定なんじゃない?」ぐらいの勢いっぽいです。
確かに打っているとそんな傾向が強かったんですよね。右の強力絵柄「チェチェ7」を筆頭に、小役テンパイハズレ等で気付くことが多かったです。
実は出にくい中の強力配列と成立プレイの特殊制御
この台のリーチ目で、リーチ目シールにも書いてある「0枚役一直線」。アイスラッガーの絵柄が0枚役なんですが、これが一直線になるとリーチ目になります。
しかしこれがとにかく出ない。成立後でもあんまり出るイメージが無くて。
中リールのいかにも強そうな「チェ・アイスラッガー・チェ」の部分も踏まえて、この台のボーナス成立プレイ独特の制御があった事が関係しています。
この台の成立プレイは(毎回そうじゃないかもしれない)「全リールビタ止まり」する事があるようで、その際に0枚役一直線等のリーチ目が出現したりするっぽいんですよね。
小役狙いの候補として赤7や2連チェリーを枠内に押していくのが候補になりそう(この台は二種類のチェリーが別フラグで全役フォロー出来ない)なんですが、あえて二連チェリー下のアイスラッガーを左上段に狙っていくとリーチ目も分かり易い且つ0枚役一直線等のリーチ目に遭遇する事も増えるため、個人的にはおススメです。
特徴その3:どこにも設置が無くて購入した台
チープな役物演出と打ち込むと見えてきた事
実際に家スロとして迎え入れて、色々な意見を参考にしながら打ち込んでいくと様々な事が見えてきます。
役物でセブンが出て来た時は基本的に「チェリーor黒チェリー」っぽいので、この時はカンでどっちかを狙って見たり、エレキングは5枚役っぽいなとか、ウィンダムはリプレイっぽいなとか。
でもやっぱり予告音からボーナスに繋がる事があんまり無い様な気もするんだよなーとか。通常時に関しては割と出目偏向マシンっぽい感じなんですけど、肝心のCT性能ですよね。
この台、やっぱりポテンシャルは高いと思うんですよね。出玉率は書いてますけど、これ多分CT完全攻略打ちしたらこんな数字じゃ納まらんだろと思うんですが。200枚取れると言うだけでかなりでかい。もっと言うとハズシ効果も結構高かったりする。
打ってて思ったのは「別にそんな悪い台じゃないし、普通に出る台なのになんでこんなに設置無かったんだろう?」って部分。割とその答えにはすぐ辿り着いたんですけどね。
個人的な答えなんですけど、登場した2000年後半ってもう大量獲得機の覇権を大花火が取っていた時代で、その後も大量獲得機に人気が集中した時代。完全に出た時期が悪かったんだろうなぁと。
個人的にはデルソル2とかもこの時期だったと思うんで一定の需要はあったジャンルだと思うんですが、いかんせん時代の流れに埋もれてしまった不遇な台だったのかなとも思います。
この辺りを境に消えて行ったCT機
前述した通り大量獲得機に時代が移行し、その中でもアステカやワードオブライツ等の人気機種は一定の稼働もあり支持がありましたが、その後にCT機でスマッシュヒットしたと言う機械の名前を聞くことが無くなったのは寂しい物でして。
そして大量獲得機から爆裂AT機に時代は過渡していき、完全にCT機と言う文化は消えてしまったような気がします。
しかしながら、一つのゲーム性としては十分な面白さを持っていたCT機。各メーカー様々なCT機をリリースしていたあの頃は自分も設置店を本気で探していたものなんですが、どうしても見つけられなかった台もあったりします。
遊戯性の難しさや目押しの技術介入要素は高目なんですが、独特のゲーム性に出玉瞬発力も決して低くは無いので、スロゲーセンで見かけたら是非チャレンジしてもらいたいなと思う台ですね。
それも含めて、皆様がスロゲーセンに足を運ぶきっかけにでもなればこれ幸いでございますと言う事で今回はこの辺で失礼します。
いかがでしたでしょうか。
今回は、【パチスロ懐かしい機種】CT継続G数無限大!?~ウルトラセブンファイナル~をご紹介させて頂きました。
どの機種も懐かしいですね。懐かしい機種を振り返るとまた打ちたくなってきますねwゲームセンターで懐かしいと感じながら打ったら楽しいですよw
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
筆者・エイりやん
コメント